滋賀県近江八幡市にある「賀茂神社」は、日本の中心にあると言われる神社です。
その歴史は約1300年にも及び、日本初の馬の国営牧場に作られたため、馬の神社としても有名です。
そのため、厄払いや交通安全などのお守りに混じって馬のお守りも多数あり、境内には日本最大級の「神馬像」も見ることができます。
また、安産祈願の地としても有名で、そのご利益を求めて県内外から多くの方が訪れます。
この記事では、そんな賀茂神社への交通アクセスや駐車場、販売されているお守りなどについて詳しくお伝えします。
賀茂神社は滋賀県のスピリチュアルスポット

賀茂神社の歴史は奈良時代にさかのぼります。
天平8年(736年)に、聖武天皇の勅令により、陰陽道の技を駆使して建てられました。
日本発の馬の国営放牧地に建てられたため、現在も馬の神社としてとても有名で、
馬にまつわるお仕事をされている方や、競馬好きの方が多く参拝されます。
境内には「七霊所」と呼ばれる、7つのスピリチュアルスポットがあり、順番に回ることでご利益があると言われています。
さらに、御本殿の奥にある「祭祀跡(上記画像)」は、日本の気が集まる場所と言われています。
結界が張られており、中には小さな山が二つありますが、その二つの山が「陰」と「陽」を表しており、
大地のエネルギーが集まり、非常に多くの霊気の集まる場所とのこと。
賀茂神社に訪れた際にはぜひ、こちらの「祭祀跡」でたくさんのエネルギーをその身に浴びて、新たな活力にしたいですね。
賀茂神社は滋賀県の安産祈願が叶う神社

賀茂神社は「縁結・子授・安産」のご祈願でも有名な場所です。
上記画像の「連理の榊」は、別々の榊の木が、江戸時代の頃に自然と一つにつながり、今では縁結びの象徴になっています。
下記画像の「連理の榊」は、下記画像の産霊社(むしびのやしろ)に祀られていますが、
落ちている榊の葉をお守りと共に大切にすると、神様の霊力により願いが叶うとも言われています。

では、なぜ賀茂神社は、安産祈願の地として古くから信仰されてきたのでしょう。
それは、賀茂大神様と呼ばれる4人の神様のうち、賀茂玉依比賣命(かもたまよりひめのみこと)が、由来になっています。
玉依比賣命小川で川遊びをしているとき、川上から赤い矢が流れてきて、それが玉依比賣命の下腹部に刺さった結果、妊娠して男神様(賀茂別雷命)を生んだとされています。
とても不思議な話ですが、この神話が賀茂神社を安産祈願の由来になっているようです。
賀茂神社は滋賀県でも馬のお守りが人気
賀茂神社では、様々な種類のお守りを購入することができます。
- 「方除・鬼門除・災難除・厄除・八方除」守護
- 「縁結・子授・安産」守護
- 交通安全「車」守護
そして「馬の聖地」と呼ばれる賀茂神社では、
- 「馬・競馬・乗馬」守護
のお守りを購入できます。
値段としてはお札、お守り共に600円~800円ほどになります。
- 必勝千代守り
- みちびき守り
- 交通安全木札
- 子授祈願札
- 安産巾着守り
などなど。
様々なお守りがたくさんありますので目移りしてしまいそうですね。
こんな可愛いステッカーもありますよ。

どれを購入したらいいのか迷った時には、
- 安産祈願セット 2,000円
- 縁結び守護セット 2,000円
- 家内安全セット 2,000円
など、お守りのセットもありますので参考にしてください。
賀茂神社がある滋賀県近江八幡市加茂町へのアクセスや駐車場
公共交通機関でのアクセス方法ですが、
- JR近江八幡駅にて、近江バス「篠原駅行き」に乗車
- 10分ほどで「加茂東」に到着
- 「加茂東」から徒歩5分で賀茂神社に到着します。
住所、電話番号は以下のとおりです。
滋賀県近江八幡市加茂町1691番地
TEL.0748-33-0123
FAX.0748-36-3830
駐車場に関してですが、賀茂神社としての駐車場は無いようで、すぐ近くに加茂町運動公園があり、その前に車を止めることができるようです。
また、競馬行事「足伏走馬」を行うための競馬場が神社のすぐ隣にあり、そちらに車を止めることもできるようです。
賀茂神社は滋賀県内でも由緒ある神社 ーまとめー
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古くから多くの方に信仰されてきた、賀茂神社ですが、2019年の台風21号により大きな被害を受けてしまいました。
樹齢約1000年の霊木が折れてしまい、冒頭でお伝えした「神馬像」の上に倒れて、どちらも倒壊してしまいました。
こちらは倒壊前の神馬像です。
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現在、神社では復興にむけて努力していますが、あまりにも多くの時間と費用がかかるため、義援金を募集しています。

詳細は以下になります。
古く由緒ある神社ですから、きっと復興して、これからもたくさんの方にパワーを送り続けてくれることと信じています。
その歴史と霊力を実際に訪れて、感じてみてくださいね。
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