シャープの車用プラズマクラスターイオン発生機であるIG-KC1
花粉や黄砂の季節だし、手軽に車内の空気を浄化してくれそうなアイテムは?
ということで、シャープの車載用プラズマクラスターイオン発生機であるIG-KC1に注目している。
他の機種とも比較して、サイズも価格も手頃感がある。
車内の空気中に浮遊する花粉、PM2.5や黄砂などしかっかりと除去できるのか?
この記事では、IG-KC15の効果や口コミ、価格、
そして、旧機種のIG-JC15との違いなどを調べてみた。
IG-KC1の空気清浄の機能や効果
車載用プラズマクラスターイオン発生機IG-KC1のような小型版でも、巷では「空気清浄機」という分類されているようだ。
しかし、実際は家庭で使用する空気清浄機や車載用プラズマクラスターイオン発生機の上位機種のように、
空気を吸い込んでフィルターで細かいホコリや花粉といった汚れなどを除去するという機能はなく、
イオンを発生して空気を浄化するアイテムだ。
空気を浄化とは、イオンの効果で花粉や雑菌を酸化させて活動を抑えることだ。
また、車内の空気中に浮遊するホコリなどを帯電させて床に落とす作用もあるようなので、
春先のドライブに活躍してくれるアイテムといえる。
IG-KC1の詳細説明と仕様
もう一度確認するが、
「IG-KC1」は、空気を吸い込んでフィルターで細かいホコリや花粉といった汚れなどを除去するという機能はなく、
イオンを発生して空気を浄化する、イオン濃度25000のプラズマクラスターイオン発生機だ。
エアコン送風口に装着するタイプで、イオンをエアコンの風に乗せるので、
車内全体に素早く効率的にイオンを行き渡らせて、車内の空気を浄化してくれる。
取り付けに関しても、簡単なクリップタイプなので、
わずらわしいで取り付けは一切なく、とても簡単なので、老若男女だれでも簡単に取り付けられるだろう。
サイズもコンパクトなので、大きく場所を取らない点では軽自動車に最適だ。
シャープのプラズマクラスターイオン発生機の消臭機能は抜群で、
例えばタバコや食べものなどの気になるニオイをしっかりと消臭してくれる。
個人的には、この点で他のメーカーより優れていると思う。
イオン濃度25000で注目されている点
そして、女性にとって、乾燥が気になる運転中の肌への潤いは欠かせない。
そこで、イオン濃度25000で注目されている点だ。
それは、プラズマクラスターイオンを取り囲んでいる水分子が、
肌の表面に付着し「水分子コート」が形成され、肌の保湿効果や肌にツヤを与える効果が期待出来ると注目されていることだ。
そして、エアコンをOFF、風量を「強」運転にすることで、プラズマクラスターイオンを約60cmの距離に集中的に放出することができる。
本機から約60cm先なので、イオンが集中的に顔に届き、
顔肌の保湿効果や肌にツヤを与え乾燥が防げるというものだ。
プラズマクラスターイオン発生機はこういった肌の保湿効果などが期待出来ると注目されているので、
こういった情報を助手席の彼女や奥さんに教えてやればウケがいいかもしれない。
仕様について
使用する電源は一般乗用車用のDC12Vバッテリーだ。
バス、トラックなどに使用されるDC24Vバッテリーでは使用できない。
まぁ、バス、トラックなどで使用する人はいないだろうと思うが・・・。
イオン適用容積の目安だが、
この数値はカーエアコン「弱」、本機「弱」に設定し、25,000個/cm³のイオンが測定できる目安であるので、カーエアコンと本機の設定を「強」にすれば適用容積は増えるだろう。
一般的に車内が広いと言われている軽自動車、例えば、
ダイハツ ウェイク
トヨタピクシス メガ
日産NV100クリッパー リオ
スズキ エブリイワゴン
2017年型ホンダ N-BOX
などの車内容積は約4.3m³といったところである。
これは、シートやタイヤハウスなどの突起物などは含まれていない。
そして、車内の床下付近などは、イオンは必要ないと思うので、IG-KC1は軽自動車なら充分カバーできる。
そして、カーエアコン「強」、本機「強」に設定すれば、軽自動車以上の容積の自動車もカバーできると思われる。
商品電力に関しては、割愛するとして、
運転音(dB)が、風量「強」33/風量「弱」25とあるが、「ほとんど聞こえないささやき声」騒音レベルでいえば、きわめて静かといえるレベルである。
本機の幅と高さに関しては、画面サイズ4インチのスマホより小さく、奥行きも20mm(2cm)なので、女性の手の平にも乗るサイズだ。
電源コードの長さも約1.5mと余裕たっぷりである。
付属品のUSBカーアダプターはシガーソケットに接続して使用する。
アダプターは、2ポート仕様なので、本機を接続しながら、スマホやタブレット、携帯ゲーム機なども接続できるので、何かと便利である。
また、IG-KC1はUSB接続ができるので、付属のUSBケーブルを使用することで、車内以外の場所できる。
例えば、付属のUSBケーブルを使用し、パソコンに接続することで、上記したプラズマクラスターイオンを顔面に集中放出しながら仕事をすることもできる。
もちろん、モバイルバッテリーにも接続できるので、屋外でも使用できるけど、屋外で使用する理由は特にないと思うが・・・
女性向けのカラー展開
カラーは以下の3種類。
ピンク系の「フランボワーズピンク」
ブラウン系の「チョコレートブラウン」
オレンジ系の「マーマレードオレンジ」
これらのカラー展開は、ドルチェをイメージしたもので女性をターゲットにしたものだろう。
彼女や奥さんにもウケがいいかもな。甘いお菓子が好きな男性にもいいか。
旧機種「IG-JC15」との違い
IG-JC15の運転モードは、「弱」「標準」「ターボ」の3種類が用意されていた。
しかし、IG-KC15では、従来の「弱」「標準」「ターボ」に加え、「おまかせ」という運転モードが新たに搭載されている。
「おまかせ」モードとは、一定時間で運転モードが自動で切り換わるというもの。
約20分間、標準運転時の約3倍の高濃度なプラズマクラスターイオンを放出する「ターボ運転」を行い、ニオイをスピーディーに消臭する。
その後、自動で標準運転に切り換わり、車内空間を快適に保つと。
プラズマクラスターイオンの寿命
HPによると、プラズマクラスターイオンの総運転時間約19,000時間を経過すると運転を停止し、商品を買い替える必要があるという。
言い換えれば、プラズマクラスターイオンが作動する時間は19,000時間ということだ。
19,000時間・・・
1日24時間使用で、約2年2ヶ月、
1日12時間使用で、約4年4ヶ月、
1日8時間使用で、約6年6ヶ月、
1日6時間使用で、約8年8ヶ月、
1日4時間使用で、約13年・・・
あくまでも単純計算なので、使用状況や環境によっては、使用できる時間が長くもなり短くもなるが、
1日24時間や1日12時間も使用する方は、まぁ、いないだろうし、
1日4時間使用する方も稀かもしれない。
1日4時間使用しても、約13年使用できるが、新車でも13年間も毎日乗れば、ほとんどの人は乗り換えるだろう。
ということは、新車購入と同時に「IG-KC1」を購入したとしても、まず、買い換える必要はないということだ。
そして、プラズマクラスターイオンの総運転の節約にもなる車のエンジンのON/OFFに連動している。
車のエンジンを切ると動作は停止し、再び車のエンジンをかけると、動作停止時と同じ運転モードで再開する「エンジン連動」機能だ。
IG-KC1の口コミや評価は?
IG-KC1は発売されてから、とても好評のようだ。
そして、良い評価がある一方、もちろん悪い評価もある。
以下、口コミや評価を調べてみた。
良い口コミや評価
「職場のオヤジ臭(汗臭。加齢臭)に悩まされていましたが解消した。」
「手についたタバコの匂いがすぐに消えました。」
「期待以上です。」
「コンパクトで、邪魔にならないと思います。」
「IQOSくらいの大きさでしょうか、コンパクトで、邪魔にならないと思います。」
「エアコンの吹き出し口にクリップで固定するタイプなので、面倒な取り付け作業が不要な他、カップホルダー型と比べて邪魔になりにくいです。」
「エアコンの風を利用して車内全体にイオンを届けられるため、後部座席でハンバーガーやフライドポテトなどを食べても素早く脱臭でき、快適な車内空間を保てます。」
「デザイン面では、チョコレートをイメージしたブラウンがお洒落で、落ち着いた雰囲気を演出できます。」
「電源の接続は、同梱の2ポートUSBカーアダプターを使用でき、スマホの充電にも活用できるため、大変便利です。」
「設置が簡単だったので購入しました。」
「音も気にならないし、車の匂いがあまりしなくなった様な気もします。」
悪い口コミや評価
「MAXにした時に少し音がうるさいかな。」
「エアコンの吹き出し口が縦だった為、横にして付けていますが問題なく使えています。」
「設置場所に工夫が要ります。」
「クリップ式で左右には角度調整出来ない。」
「クリップで挟める幅が5mm(推奨)まで。」
「正面に風が来る事で効果がわかる気がします。」
空気清浄機と根本的に違うIG-KC1 – まとめ –
念のため、もう一度、確認しておきたい。
プラズマクラスターイオン発生機”IG-KC1″は、空気清浄機と根本的に違うということ。
細かいホコリや塵(チリ)、花粉を取り除くような、集塵フィルターは装着されておらず、プラズマクラスターイオンで、消臭や空気の浄化することだ。
しかし、集塵フィルターは装着されていないが、花粉などに対する効果として、静電気によって衣類に付着する事を防ぐ効果があるそうだ。
また、ホコリや塵(チリ)、花粉はプラズマクラスターイオンによって、床に落ちるという効果もあるらしい。
車用の安い消臭剤や芳香剤は、人体に悪影響を及ぼさないとは言い切れないし、混ざって変なニオイ(?)になるよりIG-KC1を設置する方が健康面でもいいだろう。
また、消臭剤や芳香剤などよりランニングコストの面でも優れているだろう。
上記で悪い口コミや評価をまとめてみたが、致命的な悪い評価というのは見られなかった。
通常に使用する限り、消臭などの効果はシャープ独自のプラズマクラスターイオンによって「期待以上」に得られている。
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