岡山県津山市山北の衆楽園の池で、睡蓮(スイレン)が見頃を迎えたようです。
梅雨でより一層美しさを引き立てている睡蓮(スイレン)には、観光客をはじめ、アマチュアカメラマンや散歩中の周辺住民の方が見入っています。
この記事では、そんな睡蓮(スイレン)が咲く衆楽園やその周辺のご当地グルメについてチェックしたいと思います。
衆楽園について

http://www.e-tsuyama.com/report/2010/04/post-20.html
津山藩2代藩主・森長継が明暦年間(1655-1658)に京都から作庭師を招いて造営した廻遊式大名庭園です。
明治3年(1870)に「衆楽園」と命名、一般公開されました。平成14年9月には「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の名勝に指定。
大名庭園としての国の指定は、岡山市の後楽園に次いで岡山県下で2例目で岡山後楽園よりも50年ほど古い庭園です。
当時は約2400坪と、現在の3倍ほどの面積があったようです。池にかかった橋からは津山城の石垣を眺めることができます。
森長継とは
戦国時代が終わり江戸時代となった慶長15年(1610年)に誕生し、江戸時代前期から中期にかけての大名です。
美作津山藩2代藩主になった際は津山藩の藩制確立に尽力した方で、津山藩を最も長く統治した方です。
長継の側室は10人、子供に関しては男児だけでも24人という説もあるようです。
しかしながら、津山藩のために尽力されましたが、嫡男、次男、孫と次々に亡くなり、最期は津山から遠く離れた江戸で寂しく亡くなられました。1698年元禄11年7月、享年89歳
梅雨のこの時期、そのような森長継の思いを感じながら、衆楽園のスイレンを鑑賞すると、また違ったスイレンの雰囲気を得られるかもしれません。
四季を楽しめる衆楽園

http://www.e-tsuyama.com/report/2010/04/post-20.html

http://ameblo.jp/yamanogogo/entry-11883883928.html
春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色と季節の移り変わりの美しさを楽しめます。

http://blogs.yahoo.co.jp/bswqt771/31804813.html

https://www.city.tsuyama.lg.jp/city/index2.php?id=5044
市街地の中にありながらも、市街地の喧騒とはかけ離れたゆったりとした時間を過ごすことができます。
所在地
岡山県津山市山北628
アクセス
JR津山駅より徒歩20分、バス10分(衆楽園前下車)
電話
津山市観光協会 0868-22-3310
営業時間
4月〜10月 7:00~20:00
11月~3月 7:00〜17:00
休日
無休
交通アクセス
中国自動道津山IC・院庄ICから車で約15分、JR津山駅から徒歩約20分
入園料
無料。駐車場も無料です。
衆楽園周辺のご当地グルメは?
くらや

http://yamakyow.blog.fc2.com/blog-entry-109.html
所在地 岡山県 津山市 沼 77-7
電話 0868-22-3181
営業時間 9:00〜19:00
津山では有名な創業120年の老舗の和菓子屋さんです。
そして、この「くらや」の社長さんは、B’zの稲葉浩志さんのお兄さんというのでも有名ですね。

http://yamakyow.blog.fc2.com/blog-entry-109.html
戦後に発売されて以来、津山の銘菓として有名な「いちま」
和菓子の種類も豊富ですが、和菓子以外のクレープやワッフルもオススメのようです。
橋野食堂

http://lifefull.jp/gotouchi-gourmet/tsuyama-hashino.html
所在地 岡山県津山市川崎549-9
B級グルメの「ホルモンうどん」で有名でお店です。

http://tabelog.com/okayama/A3304/A330401/33004349/
「ホルモンうどん」では最も客足が多いのもこのお店です。
口コミサイトでも美味しいとの評判のお店で週末は結構混んでいるようです。
衆楽園の睡蓮(スイレン)

http://www.sankei.com/west/news/160525/wst1605250059-n1.html
衆楽園の池には約800株の睡蓮(スイレン)で覆われています。
例年並みの5月10日ごろから咲き始めた花は、7月中旬まで楽しめるようです。
睡蓮(スイレン)の花は早朝に花が開き、午後には次第に閉じるため、午前中の観賞がおすすめだそうです。
梅雨のこの時期は、外出するのも嫌になりますが、衆楽園にて梅雨晴れや梅雨曇りの睡蓮(スイレン)を鑑賞されるのも風情があっていいですね。
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